月収は安定したが雨の日の車内でふと「このままでいいのか」と思った日

いつも通りの配送ルート。いつも通りの積み込み。 手取りも悪くない。人間関係のストレスもない。 それなのに、ふとした瞬間に「俺、5年後もこれやってんのかな?」という冷たい不安が胸をよぎることはありませんか?

今日は、私が配送中に感じた強烈な「焦り」と、そこからどう向き合い方を変えたのか、その記録を書きたいと思います。

その感情は、突然「痛み」と共にやってきた

順調に稼働していたある日、身体的な違和感が精神的な不安に変わった瞬間の描写です。

エピソード:

土砂降りの雨の日、エレベーターのない団地の4階へ重い水を運んだ時。

腰に「ピキッ」という軽い痛みが走り、ふと我に返る。

内面の声:

「今は体力があるから稼げている。でも、40代、50代になっても同じように階段を駆け上がれるのか?」

自分が「労働力」を切り売りしているだけで、何も積み上がっていないような感覚に襲われる。

同級生の「昇進」と、自分の「現状維持」

他者との比較で浮き彫りになる、個人事業主特有の孤独感です。

エピソード:

待機中にスマホで見たSNS。同級生が「部下ができた」「大きなプロジェクトを任された」と投稿している。

一方、自分は昨日の自分よりも「少し道に詳しくなった」だけ。

気づき:

会社員は年々給料や立場が上がる(可能性がある)が、配送ドライバーは「今日配った個数」が全て

「スキルの蓄積」ではなく「消耗戦」をしているのではないか、という恐怖。

「自由」の裏側にある「孤独」

「煩わしい人間関係がない」というメリットが、逆にデメリットに見えてくるフェーズ。

エピソード:

コンビニの駐車場で一人でおにぎりを食べている時。

誰も褒めてくれないし、誰も叱ってくれない。

自分が体調を崩して倒れても、代わりはいくらでもいるという事実。

「自由」だと思っていた環境が、実は「社会的な孤立」だったのではないかと疑い始める。

答え:「このまま」じゃなくていい

不安に押しつぶされて辞めるのではなく、その不安を「変化の燃料」にするポジティブな転換。

思考の転換:

「このままでいいのか」と思ったのは、自分が今のレベル(ただ配るだけの作業)を「卒業」しかけているサインだ。

具体的なアクションへの昇華:

プレイヤーからの脱却: 自分の経験を元に、直契約を取って人に振る「元請け」を目指す。

目的の再設定: 配送を「ゴール」にするのではなく、開業資金を貯めるための「手段」と割り切る。

副業・スキルアップ: 配送中の「耳の暇」を使ってオーディオブックで勉強を始める。

不安は「次のステージ」への招待状

「このままでいいのか」と感じる日は、決して悪い日ではありません。それは、現状に満足せず、もっと上に行けると本能が気づいた日です。

その違和感を無視してハンドルを握り続けるか、それとも「走り方」を変えるきっかけにするか。 雨の日の車内で感じたあの不安は、私にとって「ドライバーとしての第2章」の始まりでした。